ホームステイ(食事が、、)

最初の3週間は、昔から憧れていたホームステイだった。

でも現実は、、、

もし、自分1人だったら、また違ったのかもしれないけど、子供連れでホームステイは難しい。親子で人の家にお世話になるってことは、日本でだって気を使う。ましてや、、生活習慣の違う家庭なら、なおさら。。

まず、食関係。
朝はトーストのみ。トーストとジャムだけが用意されていて、紅茶やココアは自分達で飲みたければ作る。ホストマザーが朝食を食べない人だったので、何枚も食べるのも気が引けて、1枚だけ食べて出かけたら、昼前に倒れそうになった。

しかも、息子の飲みたがったココアは、その家の1人娘のお気に入りで、使うとジロっと見られて使いずらく、元々少なかったココアがなくなってしまったときは、悪いことをしたような目で見られて片身が狭かった。

今から思えば、そんなに気を使わずに堂々としていてよかったのかもしれない。でも、そのときは、遠慮してしまっていたのだ。

昼食は、ホームステイ費に入っていると言われていたのだけど、用意してくれる様子がないので、聞いてみると、パンだけ出してくれた。しかたなく、ジャムを塗って持っていった。

でも、朝も、昼も、ジャムだけのパンでは、育ち盛りの息子のお腹がもつわけがない。

翌週は、何かサンドウィッチを作りたい、と言ったら、きゅうりとトマトをくれた。でも、マヨネーズも何もなし。冷蔵庫にマヨネーズがあったので、使いたいことを伝えたら、それはおじいさん達用のスペシャルマヨだから、使えない、とのこと。しかたなく、塩コショウ味にした。

朝と昼は、そんな感じでお腹が空き空きだったのだけど、夕食は、お肉タップリの料理だった。ロースト肉と野菜とポテト。夜に食べ溜めをし、なんとか昼まで持たせる、、そんな日々だった。

食後の食器洗いは私が担当した。
やり方を教わると、シンクに熱いお湯をためて、洗剤を入れ、たわしで汚れを落とすと、もう終わり。泡がついたままをフキンで拭く。すすぎな~し。

最初は、びっくりしたけど慣れてきた。意外と効率がいい。汚れがひどいときは、もう一度お湯を溜めてすすぎをするけど、そうでもないときは、ニュージーランド流をその後も採用した。

続いて次に、お風呂関係の戸惑いを書きます。。

homestay
ディナーはこんな感じ。


© Rakuten Group, Inc.